剣闘獣小ネタ

最近大きく勢力をあげている剣闘獣とそのほかの豆知識をちょっと書いてみようと思う。案外知らない分からないという人がいるかもしれない。
wikiから一部抜粋したものもあります。

・＜剣闘獣に対する「御前試合」「群雄割拠」について＞
・＜剣闘獣ダリウスに関して＞
・＜効果無効に関して＞

以上の内容となります。
そんなのは知っているという方は下にスクロールしてください。
 

＜剣闘獣に対する「御前試合」「群雄割拠」について＞
対剣闘獣のメタカードとしてこれらのカードを挙げる人がいます。
「属性違うし、種族も違うからめっちゃ刺さるやん。」と思われてるかも。
でも実際はそんなに効きません。
「御前試合」があっても「群雄割拠」があっても一定の条件のときに問題なくリクルートする事ができます。その一定の条件となるのが場に一体のときかつデッキに同じ種族属性の剣闘獣がいるときです。

3つ例を挙げてみると
・相手の場に「御前試合」が貼ってあり自分の場に「剣闘獣ベストロウリィ」一体がいる場合
この時に「剣闘獣ベストロウリィ」の効果でリクルートした場合、同じ風属性の「剣闘獣ラニスタ」「剣闘獣エクイテ」はもちろん、違う属性である「剣闘獣ラクエル」「剣闘獣ムルミロ」もリクルートすることができます。
ただし違う属性の剣闘獣をリクルートする場合に気をつけることがあり、それはデッキに同じ属性の剣闘獣がいることを相手に証明する必要があるため相手にデッキ公開しなければいけないことです。
ですので相手が公開を求めてきたら素直にデッキを相手に見せましょう。

・相手の場に「御前試合」が貼ってあり自分の場に「剣闘獣ラクエル」一体がいる場合
この時は残念ながら「剣闘獣ラクエル」のリクルート効果を発動することはできません。
同じ炎属性モンスターが「剣闘獣ラクエル」の一種類しかデッキにいないからです。

・相手の場に「御前試合」が貼ってあり自分の場に「剣闘獣ベストロウリィ」と「剣闘獣エクイテ」二体がいる場合
この時リクルート効果をつかっても同じ風属性である「剣闘獣ベストロウリィ」「剣闘獣ラニスタ」「剣闘獣エクイテ」のいずれかしか出すことはできません。

ちなみに場に剣闘獣が一体しかいなく、その剣闘獣のリクルート効果にチェーンして「御前試合」「群雄割拠」を発動しても、効果解決時に場にモンスターがいない事になりますので問題なく新たな剣闘獣をリクルートすることができます。

このように「御前試合」と「群雄割拠」は対剣闘獣のメタカードとしては効果が薄いことがわかります。

＜剣闘獣ダリウスに関して＞
《剣闘獣(グラディアルビースト)ダリウス/Gladiator Beast Darius》
効果モンスター
星４/地属性/獣戦士族/攻1700/守 300
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、
自分の墓地から「剣闘獣」と名のついたモンスター１体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
このカードがフィールド上から離れた時自分のデッキに戻す。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、
デッキから「剣闘獣ダリウス」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター１体を
自分フィールド上に特殊召喚する。

剣闘獣ダリウスの蘇生効果は少々特殊なものとなっています。

まずダリウスの効果で特殊召喚されたモンスターの効果は発動します。
それは「剣闘獣ダリウス」のモンスター効果によって特殊召喚されたからです。（「デブリドラゴン」や「ジャンクシンクロン」をイメージされるといいかと思います。）
ですがもちろん「剣闘獣ダリウス」の効果無効化という制約により剣闘獣の効果は無効化されていますので効果解決時には効果は不発となります。
これを応用して「剣闘獣ダリウス」の効果で「剣闘獣ムルミロ」「剣闘獣ガイザレス」を特殊召喚して相手の「魂を削る死霊」を破壊することができます。
効果発動時に対象をとることになりますから。

また「剣闘獣ダリウス」の蘇生効果発動にチェーン「奈落の落とし穴」など「剣闘獣ダリウス」が場から離れた場合、蘇生モンスターは特殊召喚され効果が発動します。
その効果は無効になることはありません。

似たように「剣闘獣ダリウス」の蘇生効果によって剣闘獣を墓地から特殊召喚。蘇生モンスターの効果発動時に「サンダー・ブレイク」などにより「剣闘獣ダリウス」が場から離れた場合、その効果解決時に蘇生モンスターはデッキに戻り、蘇生モンスターの効果が無効化されずに発動します。
ちなみにダリウスのデッキに戻すという効果はチェーンに乗らないため、場から離れたらすぐに「剣闘獣ダリウス」の効果が発動します。

ちょっと分かりにくいので例をwikiから抜粋
■《剣闘獣ダリウス》特殊召喚→蘇生効果発動対象《剣闘獣ムルミロ》→チェーン：《奈落の落とし穴》→効果処理。
効果処理により既に《剣闘獣ダリウス》は存在しないが《剣闘獣ムルミロ》特殊召喚成功→破壊効果発動（処理時に無効化されず有効）

■《剣闘獣ダリウス》特殊召喚→蘇生効果発動対象《剣闘獣ムルミロ》→効果処理。
効果処理の結果《剣闘獣ムルミロ》特殊召喚成功→破壊効果発動→チェーン《破壊輪》対象《剣闘獣ダリウス》
→《破壊輪》の効果処理。（この時点で《剣闘獣ムルミロ》はデッキに戻る）
《剣闘獣ムルミロ》の効果解決時《剣闘獣ダリウス》が存在しないので破壊効果有効。

他には「剣闘獣ダリウス」を「月の書」などで裏側守備表示にした場合は蘇生モンスターとの関係は切れるので蘇生モンスターの効果無効化という制約はなくなります。
さらにその「剣闘獣ダリウス」を反転召喚しても効果無効化という制約はなくなったままです。
また「スキルドレイン」発動中でも同様です。
ですがその場合は「スキルドレイン」が場から離れた場合は再度蘇生モンスターの効果無効化という制約がつきます。

＜効果無効に関して＞
せっかく「スキルドレイン」の話題がでましたので最後に効果無効についての小話を。
「スキルドレイン」の効果が発動していても剣闘獣のリクルート効果は問題なく発動します。
それは「スキルドレイン」が場の効果を無効にするというものであるが剣闘獣のリクルート効果は場で効果発動するものではないからです。
しかし場の効果を無効化されていますのでリクルートされた剣闘獣のそれぞれの効果は無効となります。
（一応効果発動チェーン月の書などで効果発動させることもできますが）
意外と知らないのが「禁じられた聖杯」と「エフェクト・ヴェーラー」の効果無効化に関して。
これの場合は「スキルドレイン」とはちょっと変わっていて、これをくらった場合はどこで効果を発動しようとも無効となります。
例えば「スターダスト・ドラゴン」
「スターダスト・ドラゴン」がこれらを食らった場合、「スターダスト・ドラゴン」の効果によってリリースしても破壊効果は無効化されません。
もちろんその後も蘇生効果は発動しません。
剣闘獣にもいえることでリクルート効果を発動してデッキに戻っても新たな剣闘獣をリクルートすることはできないのです。

ちょっととはいったものの結構長くなってしまった(笑)