トロイが遊戯王ポケモンについて書く日記です。相互リンクはほぼ誰でもOKです。
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久々のブログ更新です。
これやりたかったから少々間があいてしまいました。
今回はカード考察を徒然なるままにしていこうと思います。
《 霊滅術師 カイクウ/Kycoo the Ghost Destroyer》
効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 700 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 相手の墓地に存在するモンスターを2枚まで選択してゲームから除外する事ができる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 相手はお互いの墓地に存在するカードをゲームから除外する事はできない。
Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-で登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
相手の墓地のモンスターを対象に選択して除外する誘発効果と、相手の墓地除外を阻害する永続効果を持つ。
ところで現環境の上位デッキは、
旋風BF 六武衆 植物 天使
そのほかに最近入賞(1月ベスト8以内を納めた)したものでドラグニティ、マシンナーズ、ライロ、ジャンクドッペル、墓守、魔轟神あたりがあげられる。
そこの中からカイクウが墓地メタとして機能するものは、
旋風BF 植物 天使 ドラグニティ ライロ ジャンクドッペル 魔轟神
なんと上位デッキは3/4、入賞したものを含めると7/10もメタとして機能するのである。
とりあえず例をあげてみましょう。
最初に対植物。
第二回愛知CSチーム戦5位みのりんさんのメインデッキを恐れ多いのですがあげてみました。
モンスター(23枚)
魂を削る死霊
ローンファイア・ブロッサム×2枚
ライトロード・ハンター ライコウ×3枚
パペット・プラント
トラゴエディア
デブリ・ドラゴン×3枚
ダンディライオン×2枚
ダーク・アームド・ドラゴン
スポーア
グローアップ・バルブ
クリッター
キラー・トマト×2枚
カオス・ソーサラー×2枚
カードガンナー
エフェクト・ヴェーラー
魔法(10枚)
貪欲な壺×2枚
大寒波
死者蘇生
光の援軍
ワン・フォー・ワン
ブラック・ホール
サイクロン×2枚
おろかな埋葬
罠(7枚)
神の宣告
激流葬
リミット・リバース×2枚
リビングデッドの呼び声
サンダー・ブレイク×2枚
エクストラデッキ
A・O・J カタストル
C(チェーン)・ドラゴン
TG ハイパー・ライブラリアン
アーカナイト・マジシャン
アームズ・エイド
エンシェント・フェアリー・ドラゴン
ゴヨウ・ガーディアン
スクラップ・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン
フォーミュラ・シンクロン×2枚
ブラック・ローズ・ドラゴン×2枚
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク
現在の植物はだいたいがこのような形となっています。
ではこのデッキとカイクウがメタれる範囲を見てみます。するとカイクウが棒立ちしているだけで、相手の返しの一つであるスポーアと皿を潰すことができます。実はこれだけでもすごく強いこと。相手の返しを完全につぶせるということは、イコール勝ちに結び付ける要因であるからです。そもそもゲームに勝利するということは「相手の返しを潰して勝利する」ことと「相手に返す暇も与えないで勝利すること」という二つのいづれかのうちどちらかを達成すればいいかよいわけです。前者がBF天使植物、後者が六武衆というわけです。なんでいきなりこのような話をしたかというと次のBFではこのことが重要になってくるからです。
軌道修正 そのほかにも相手に戦闘ダメージ を与えることで相手の墓地を除外することで墓地に送られることで機能するカードも潰すことができます。ダンディあたりを除外することでデブリ貪欲リミリバを腐らしたりすることもできるので、墓地を利用して返さなければいけない相手の返しはほとんどなくなってしまいます。
またこのカードはよくDDクロウと比べられがちですが、まったくの別物だと思っていただいても構いません。
カイクウがクロウより優れているところはなによりも生きていることです。
長く場で生き続けている限り、戦闘アド、ライフアド、さらに相手の墓地アドを奪うすることもできるのです。
特に植物は下級モンスターが貧弱であるため、戦闘アドは期待できず、カイクウでもデブリ以外はあっさり戦闘で破壊することができます。
では次は対旋風BFの話です。
旋風BFは戦闘力が長けているBFモンスターに加えて月の書やゴトバをはじめとする魔法罠で戦闘をサポートにながらアドをコツコツととっていくデッキです。
ということは逆にいえば戦闘アド以外手アドをとっていく手段は限られており、それをサポートする魔法罠さえどんどん削っていけば相手はじり貧になっていくんです。
しかしその魔法罠がなくても返す手段をもっています。それがブリザードとダムドの存在です。
現環境では強欲で謙虚な壺の存在により、制限カードであるダムドをはじめとするアドをとっていけるカードの
回収が可能になったことでゲーム中にダムドを出すという機会が増えました。
ダムドはそもそも墓地が一定の枚数あるときのみの特殊召喚ですが、一度場に出たら相手のアドを根こそぎ奪われてしまいます。このカードはたった一枚で逆転する要素をもっているので、有利だった状況がこのカードが出たから逆転されてしまったといった事態も多々あります。
同様にブリザードも同じような事が言えて、このカード一枚でレベル5~6のシンクロモンスターが出てくるためトップ解決できるカードといえるでしょう。
つまりこの2枚のカードを封じてしまえば、相手のトップ解決、つまり返しがなくなってしまうというのと等しいです。そこで挙げられるのがカイクウの存在。カイクウを戦闘で破壊できるのはカルートを組み合わせた場合と、シロッコゲイルだけです。また今の旋風BFの構築をみてみるとメインサイド合わせてシロッコが一枚ほどしかないのでカイクウの18打点でも十分にアタッカーとして起用することができます。また相手のゴッドバードアタックにより、場をガラ空きでターンが回ってくる可能性が他のデッキと比べると高いので、戦闘ダメージを与える機会が多いです。
カイクウで相手に戦闘ダメージを与えれば与えるほど相手の墓地のモンスターが消滅してしまうので、大きな返しが帰ってくる可能性は低くなり、それが勝ちに結び付けるわけです。
最後に対天使について
天使は12月のSDの代行者で格段に強化され、クリスティア、ヒュペリオン、を筆頭としたパワーデッキです。大型モンスターを多数積んでいるのでそれをカバーするかのようにドローソースである強欲で謙虚な壺と天空の宝札が投入されています。
またこのデッキのキーパーツとしてあげられるのが、アースとヴィーナスの存在です。
ヴィーナスにより球体三枚を場に並べるだけで天使が四枚、つまりクリスティアを出す準備がたった一ターンで整ってしまいます。またそのヴィーナスをサーチすることができるアース。またこのカード自身チューナーであるためこのカードを場に残しヴィーナスで球体を三枚並べれば、ホーリーワイバーン、トリシューラを含めた、☆5~9まで出すことが可能となります。
最初に対天使に有効だと書きましたが、じつはこのデッキに対してカイクウはさほど強くはありません。たしかに墓地を除外することでクリスティアの特殊召喚を封じることができますし、ヒュペリオンも墓地代行者除外で出すことも破壊効果を使うこともできません。しかし、ヒュペリオンは手札場除外からでも出てきてしまいますし、今ではヴァルハラ型が増えており、クリスティアが墓地天使四枚でなくても出てくることが珍しくなくなってしまいました。また下級モンスターはカイクウで戦闘破壊できるラインですが、相手には戦闘をサポートするオネストや除外効果を無効にし、破壊する朱光の存在がやっかいとなります。また相手のサイドにはほぼ間違いなく聖なるあかりがフル投入ですので、自分のデッキがBFなどの闇モンスター主体のデッキでしたら、間違いなくサイドから積まれるでしょう。その場合はカイクウは活躍することなく手札の中で腐ってしまう結果になりかねません。
また聖なるあかりのほかにも重大なウィークポイントがあります。それは一度相手に見せてしまえば次からそれを警戒したプレイングになってしまうということ。おそらく相手も下手に場を開けなくなってしまいます。そうなってしまってはカイクウの効果起動をしずらくなってしまいます。ですのでこのカードはあくまで奇襲用カードといて考えるのがベストです。ですので使いどころが非常に重要であるカードともいえます。下手にこのカードを出していけば、威力は半減してしまいます。サイドにもこのカードは1枚ほどで十分です。このカードはDDクロウとセットでいれるのが一番ベストだと考えます。
以上霊滅術師カイクウの考察を終わります。
長くなってしまいましたが、駄文に最後まで付き合っていただきありがとうございました。
参考または引用「遊戯王wiki様」「愛知CS様」「Duel Entrance様」「多くの選考会プレイヤー様」
魂を削る死霊
ローンファイア・ブロッサム×2枚
ライトロード・ハンター ライコウ×3枚
パペット・プラント
トラゴエディア
デブリ・ドラゴン×3枚
ダンディライオン×2枚
ダーク・アームド・ドラゴン
スポーア
グローアップ・バルブ
クリッター
キラー・トマト×2枚
カオス・ソーサラー×2枚
カードガンナー
エフェクト・ヴェーラー
魔法(10枚)
貪欲な壺×2枚
大寒波
死者蘇生
光の援軍
ワン・フォー・ワン
ブラック・ホール
サイクロン×2枚
おろかな埋葬
罠(7枚)
神の宣告
激流葬
リミット・リバース×2枚
リビングデッドの呼び声
サンダー・ブレイク×2枚
エクストラデッキ
A・O・J カタストル
C(チェーン)・ドラゴン
TG ハイパー・ライブラリアン
アーカナイト・マジシャン
アームズ・エイド
エンシェント・フェアリー・ドラゴン
ゴヨウ・ガーディアン
スクラップ・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン
フォーミュラ・シンクロン×2枚
ブラック・ローズ・ドラゴン×2枚
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク
現在の植物はだいたいがこのような形となっています。
ではこのデッキとカイクウがメタれる範囲を見てみます。するとカイクウが棒立ちしているだけで、相手の返しの一つであるスポーアと皿を潰すことができます。実はこれだけでもすごく強いこと。相手の返しを完全につぶせるということは、イコール勝ちに結び付ける要因であるからです。そもそもゲームに勝利するということは「相手の返しを潰して勝利する」ことと「相手に返す暇も与えないで勝利すること」という二つのいづれかのうちどちらかを達成すればいいかよいわけです。前者がBF天使植物、後者が六武衆というわけです。なんでいきなりこのような話をしたかというと次のBFではこのことが重要になってくるからです。
軌道修正 そのほかにも相手に戦闘ダメージ を与えることで相手の墓地を除外することで墓地に送られることで機能するカードも潰すことができます。ダンディあたりを除外することでデブリ貪欲リミリバを腐らしたりすることもできるので、墓地を利用して返さなければいけない相手の返しはほとんどなくなってしまいます。
またこのカードはよくDDクロウと比べられがちですが、まったくの別物だと思っていただいても構いません。
カイクウがクロウより優れているところはなによりも生きていることです。
長く場で生き続けている限り、戦闘アド、ライフアド、さらに相手の墓地アドを奪うすることもできるのです。
特に植物は下級モンスターが貧弱であるため、戦闘アドは期待できず、カイクウでもデブリ以外はあっさり戦闘で破壊することができます。
では次は対旋風BFの話です。
旋風BFは戦闘力が長けているBFモンスターに加えて月の書やゴトバをはじめとする魔法罠で戦闘をサポートにながらアドをコツコツととっていくデッキです。
ということは逆にいえば戦闘アド以外手アドをとっていく手段は限られており、それをサポートする魔法罠さえどんどん削っていけば相手はじり貧になっていくんです。
しかしその魔法罠がなくても返す手段をもっています。それがブリザードとダムドの存在です。
現環境では強欲で謙虚な壺の存在により、制限カードであるダムドをはじめとするアドをとっていけるカードの
回収が可能になったことでゲーム中にダムドを出すという機会が増えました。
ダムドはそもそも墓地が一定の枚数あるときのみの特殊召喚ですが、一度場に出たら相手のアドを根こそぎ奪われてしまいます。このカードはたった一枚で逆転する要素をもっているので、有利だった状況がこのカードが出たから逆転されてしまったといった事態も多々あります。
同様にブリザードも同じような事が言えて、このカード一枚でレベル5~6のシンクロモンスターが出てくるためトップ解決できるカードといえるでしょう。
つまりこの2枚のカードを封じてしまえば、相手のトップ解決、つまり返しがなくなってしまうというのと等しいです。そこで挙げられるのがカイクウの存在。カイクウを戦闘で破壊できるのはカルートを組み合わせた場合と、シロッコゲイルだけです。また今の旋風BFの構築をみてみるとメインサイド合わせてシロッコが一枚ほどしかないのでカイクウの18打点でも十分にアタッカーとして起用することができます。また相手のゴッドバードアタックにより、場をガラ空きでターンが回ってくる可能性が他のデッキと比べると高いので、戦闘ダメージを与える機会が多いです。
カイクウで相手に戦闘ダメージを与えれば与えるほど相手の墓地のモンスターが消滅してしまうので、大きな返しが帰ってくる可能性は低くなり、それが勝ちに結び付けるわけです。
最後に対天使について
天使は12月のSDの代行者で格段に強化され、クリスティア、ヒュペリオン、を筆頭としたパワーデッキです。大型モンスターを多数積んでいるのでそれをカバーするかのようにドローソースである強欲で謙虚な壺と天空の宝札が投入されています。
またこのデッキのキーパーツとしてあげられるのが、アースとヴィーナスの存在です。
ヴィーナスにより球体三枚を場に並べるだけで天使が四枚、つまりクリスティアを出す準備がたった一ターンで整ってしまいます。またそのヴィーナスをサーチすることができるアース。またこのカード自身チューナーであるためこのカードを場に残しヴィーナスで球体を三枚並べれば、ホーリーワイバーン、トリシューラを含めた、☆5~9まで出すことが可能となります。
最初に対天使に有効だと書きましたが、じつはこのデッキに対してカイクウはさほど強くはありません。たしかに墓地を除外することでクリスティアの特殊召喚を封じることができますし、ヒュペリオンも墓地代行者除外で出すことも破壊効果を使うこともできません。しかし、ヒュペリオンは手札場除外からでも出てきてしまいますし、今ではヴァルハラ型が増えており、クリスティアが墓地天使四枚でなくても出てくることが珍しくなくなってしまいました。また下級モンスターはカイクウで戦闘破壊できるラインですが、相手には戦闘をサポートするオネストや除外効果を無効にし、破壊する朱光の存在がやっかいとなります。また相手のサイドにはほぼ間違いなく聖なるあかりがフル投入ですので、自分のデッキがBFなどの闇モンスター主体のデッキでしたら、間違いなくサイドから積まれるでしょう。その場合はカイクウは活躍することなく手札の中で腐ってしまう結果になりかねません。
また聖なるあかりのほかにも重大なウィークポイントがあります。それは一度相手に見せてしまえば次からそれを警戒したプレイングになってしまうということ。おそらく相手も下手に場を開けなくなってしまいます。そうなってしまってはカイクウの効果起動をしずらくなってしまいます。ですのでこのカードはあくまで奇襲用カードといて考えるのがベストです。ですので使いどころが非常に重要であるカードともいえます。下手にこのカードを出していけば、威力は半減してしまいます。サイドにもこのカードは1枚ほどで十分です。このカードはDDクロウとセットでいれるのが一番ベストだと考えます。
以上霊滅術師カイクウの考察を終わります。
長くなってしまいましたが、駄文に最後まで付き合っていただきありがとうございました。
参考または引用「遊戯王wiki様」「愛知CS様」「Duel Entrance様」「多くの選考会プレイヤー様」
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